宏明作 魚の骨抜き
料理道具のひとつ、魚の骨抜き。本職向けに一本一本真心込めて丁寧に仕上げられた骨抜きは、使い心地が大変良く、毎日使用する皆様にも末永く愛用して頂けます。今回は匠の技が光る手仕上げの宏明作骨抜きと他の骨抜きの違いを写真を使って詳しく紹介します。
宏明作骨抜きの他に二つの骨抜きを用意しました。
[左]宏明作魚の骨抜き [中央]魚骨抜き [右]骨抜き
この三本の骨抜きの刃先をそれぞれ拡大して見ます。
(※それぞれの画像をクリックすると大きく見られます)
それぞれに良い仕事をしていますよね、特に宏明作の骨抜きが良いようには見えません。では、刃の内側から見た写真を見比べてみるとどうでしょうか。
刃を内側から見てみると・・・
(※それぞれの画像をクリックすると大きく見られます)
おわかりになりますか?一番上の宏明作の骨抜きの刃先には隙間がなく、向こう側の光が漏れていません。
手仕上げによって先端の隙間を出来る限りなくし、骨を挟んだ時に、無駄な力をいれる事なく、しっかりと抜くことが出来ます。このような仕上げは、一本一本時間をかけて丁寧に行う職人技でしか成し得ません。
良い骨抜きにはまだ条件があります。
上の写真のように横から見ても先端がぴったりと合う事。そして骨を挟む際にバネがあることです。
軽い力で握っても柔らかなバネの感じがあること。これには芯抜きという作業が必要です。ステンレス板を表裏ひっくり返しながら丁寧に何百回も叩く。熟練した力加減が必要で、伝統を受け継ぐ職人技です。
下の2枚の写真をご覧下さい。宏明作骨抜きと芯抜きのされていない骨抜きの違いは写真でもよくわかります。
職人技!熟練の芯抜き
(※それぞれの画像をクリックすると大きく見られます)
[左]宏明作 [右]一般的な骨抜き
芯抜きのされていない骨抜きは握りが重く、疲れます。その上、先端に隙間があっては疲労も倍増です。宏明作はしなやかに曲がり、軽い力でしっかりと骨を挟み、骨を切る事もなく、気持ちよく骨抜き作業が進みます。
匠の逸品宏明作の骨抜きは、丁寧に手入れをしてお使い頂けば一生ものどころか、何代にも渡ってお使いになれる物です。本職様はもちろん、ご家庭の主婦の皆様にも、当店は自信を持っておすすめします。
宏明作骨抜き
寸法:全長120mm/幅19mm(一番広い部分)
材質:ステンレス
コード | 商品名 | 価格 | - |
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1924 | 宏明作 骨抜き | \1,260- | 廃盤 |